平成26年3月11日(火) 東日本大震災から3年 「私たちを忘れないで」 <防災編>
今日で東日本大震災から3年の月日が経ちました。
私たちを忘れないで......、津波により被災された東北の方々の想いです。しだいに風化し記憶が薄れ、忘れ去られてしまうのではないかと。
私たちは、東北の復興なくして日本の繁栄はないという想いで、2020年を復興オリンピック・パラリンピックとして位置づけて、支援の輪を広げていかなくてはいけません。
阪神淡路大地震が発生した平成8年当時は、災害時の備蓄をはじめた市民が60%でしたが、10年経過した平成18年時には24%に下がっていました。地震や豪雨や噴火など、天災はいつ起きてもおかしくないという、心の糸を緩めずに、絆を結び、助け合っていきたいものです。
大震災発生時には、世界中から多くの援助や励ましの言葉が被災地に、そして日本に寄せられました。東北の地で、人々が感謝の手を合わせる姿を映像で見て、私たちも同じ想いを抱かずにはいられませんでした。その時の気持ちを忘れずに、世界中の人々と心を通わせて、平和な世の中を築くことの大切さを改めて心に誓う日でもありました。
天災の歴史も繰り返します。
次世代へ語り継ぎは大切ですね。しかし皆さん、4代前のおじいちゃんおばあちゃんの名前をすぐに言えますか。(私も相当調べないとわからないことが情けないです)。1代50年として4世代続くと200年経つうちに、どうしても語り継ぎが薄れてしまうのです。
そこで、日本が始まって以来の全地震を、一気に見ることのできる独自資料「日本の地震史」をつくりました。未来の防災に備えて、様々な予防策を考えてください。
ご覧いただければ幸いです。
>>[独自資料]日本の地震史