第4回定例会 視察

(1)八ツ場ダム緊急現地視察【2003年12月5日~6日】

都議会民主党「まちづくり部会」で総事業費が2,110億円から4,600億円と倍増され都の負担金も343億円増加されることになり、今議会に国交大臣からの意見照会に応じ事業変更を提案している「八ツ場ダム」を国土交通省関東地方整備局八ツ場ダム工事事務所の協力をいただき緊急視察しました。
JR吾妻線、国道145号線、県道林吾妻線の大規模トンネル工事を伴う付け替え工事が急ピッチで行われている状況や水没関係5地区連合補償交渉の結果として進められている代替地造成工事、既に完成している長野原町立第一小学校をつぶさに視察しました。しかし、八ツ場ダム堤体工事は代替地の完成を待ってからとのことで、着工していませんでした。
水需要予測が出されていない中で、ダム堤体へ着手することの是非について判断することはできません。現在推進中の工事は淡々と進めながら、水需要予測が出されるまで、判断を先送りし、埼玉県など他の利水者と歩調を合わせての判断が適切だと考えます。

(2)東京都南新宿検査・相談室【2004年2月24日】

都議会民主党「くらし部会」で、無料・匿名でエイズ検査が受けられる「東京都南新宿検査・相談室」を視察しました。この施設は、1993年9月1日に東京都が設置し、東京都医師会に運営を委託しています。業務内容は、HIV抗体検査とそれに伴う相談で、予約制となっています。抗体検査は、月曜から金曜(祝祭日を除く)午後3時から午後8時、土日(祝祭日を除く)午後1時から午後5時。相談員による予防に関する相談、陽性者に対する相談などは、火・木・土・日(祝祭日を除く)に実施しています。
ここ数年の傾向としては、感染地域は国内が8割、性的接触による感染が9割、HIV感染者は30歳代が最も多く、次いで20歳代となっています。
 http://www.tmsks.jp/

(3)龍の子学園【2004年2月24日】

耳に障がいを持つ子どもたちが通う「ろう学校」の教員が手話ができないと実態はあまり知られていません。日本のろう教育は、補聴器などを使って残された聴力を最大限に生かす「聴覚口話法」であり、日本語の習得には合理的であっても、補聴器でも聞こえない高度難聴者や、その後社会に出た時点で、手話が使えなければ実生活上に支障が生じることから、手話での教育を求める声が高まっています。世界では、20以上の国が手話で教育を受ける権利を認めており、授業は全て手話で、音声言語を第二言語とするバイリンガル教育を実践する国も多くあります。
都議会民主党「くらし部会」で視察した「龍の子学園」は、日本国内で唯一のバイリンガル教育を行っているNPOです。視察では、全国ろう児を持つ親の会の方からバイリンガル教育の必要性を聴かせていただくとともに、明るく、楽しく学ぶ子どもたちの教育現場を見させていただきました。
戻る