大津ひろ子の東京都議会発言

佐々木人事部長

資料、待機宿舎の整備計画等についてご説明いたします。
 待機宿舎は、東京消防庁消防職員待機宿舎管理規程第二条に基づき、震災等の大規模災害発生時の初動態勢確立のために必要な職員を早期に参集させ、災害に即応できる体制を確保するため整備しています。
 待機宿舎の整備計画につきましては、目標整備数五千五百戸とし、平成三十年九月末の時点で四千百三十九戸を整備し、整備率は七五%となっております。
 今後の整備計画数は、平成三十六年三月末までに二百七十八戸を整備し、合計四千四百十七戸、整備率は八〇%とする計画であります。
 以上で説明を終わります。

三浦警視総監

警視庁並びに東京消防庁を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 ただいまは、当委員会に付託されておりました議案につきましてご決定をいただき、まことにありがとうございました。
 皆様方には、この一年間、両庁関係の予算案を初め、条例案や契約案など数多くの案件につきましてご審議いただきましたほか、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた諸対策や各種治安対策、防災対策など、両庁のさまざまな取り組みにご理解とご支援を賜り、心から感謝を申し上げます。
 私どもは、委員の皆様方から賜りました貴重なご意見を今後の業務運営に十分反映させ、世界一安全な都市東京の実現に向け、全力を尽くしてまいります。
 皆様方には、今後とも、両庁に対するより一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。

大津委員長

発言は終わりました。
 この際、私からも一言ご挨拶を申し上げます。
 警察・消防委員会の運営におきましては、橘副委員長、石毛副委員長、理事、そして委員の先生方には、大変ご尽力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 三浦総監を初め、前吉田総監、そして警視庁、村上総監を先頭に東京消防庁の皆様には、委員会の真摯な審議を通じて、都民の命と安全を二十四時間三百六十五日、お守りをくださいました偉大なご活躍に、委員会を代表して深甚なる敬意を表し、心から感謝を申し上げます。
 東京百五十年の本年は、機動隊創設七十年、東京消防庁開庁七十年、節目の年となりました。警察、消防の訓練行事に加えて、ことしは人命救助、救出のための大型装備の完成や施設の落成など、多くの節目を迎えることもできました。
 一方、西日本、大阪、北海道と自然災害が連続しておりますが、来年は世界ラグビー大会が、再来年は東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会が開催をされます。警察・消防委員会では、皆様からいただきました貴重な知見が、誰ひとり取り残さない世界一安全・安心な高度防犯、防災都市東京へと昇華されていくことになります。
 東京都議会第七十一代警察・消防委員会の先生方、警視庁、東京消防庁の幹部の皆様のますますのご健勝を祈念申し上げます。ありがとうございました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。