インターン記録 Vol.2 地元行事編
東京マラソン」スタート 人、人、人・・・36,000人
内山 郁芙希 明治大学・経
平成30年2月25日
朝7時、新宿駅はすでにランナーで溢れていました。ランナー約36,000人、応募倍率約12倍。世界でも人気のある東京マラソンは今年で12回目を迎えました。
合唱団による合唱によりランナーを鼓舞したあと、9時5分にまず車椅子のランナーがスタートしました。腕の力だけで進んでいるとは思えないほど風のような速いスピードで観覧席の前を走り過ぎていきました。
9時10分にランナーのスタートとなり、紙吹雪が一斉に放たれました。笑顔のランナーが観客に手を振り、一歩ずつ進んでいきました。この晴れの舞台のために用意したのでしょうか、着ぐるみ姿の人も多く、見ている私たちを楽しませてくれました。中には人参や茄子に扮した人までいて、全身でこのお祭を楽しんでいるのがよくわかりました。36,000人がスタートを切るにはなんと約20分かかりました。次から次へと人が現れ続けてそれはなかなか途切れず、人数の多い大きな大会であることを改めて実感しました。
嬉しいことに今回の東京マラソンでは設楽悠太選手が日本新記録を打ち出しました。
2020東京オリンピックに向けてますますマラソン熱が高まることでしょう。
「人と人を繋げる」文化祭
手で作り、言葉で語る作品展
山﨑 美来 駒澤大学・法
幡ヶ谷・社会教育館で行われたシニアクラブの文化祭(作品展)に行ってきました。
焼きそばやフランクフルトの販売、絵や写真、盆栽などの作品の展示、合唱や楽器の演奏など数多くの団体が参加していました。
私は出展されていた作品を見て、人の手でこのようなものまで作れるのだと驚くことが何度もありました。個性豊かで、どの作品も細かいところまで丁寧に作られていて、気持ちが込められていると感じました。出店していた方たちも作品を作っていた時のことを楽しそうに語ってくださいました。
この文化祭を通してたくさんの人とお話ししました。子供から高齢の方までいて、地域の人たちとのつながりを作る場でもあると思いました。普段大学にいるだけでは関わることができない方々に会うことができました。いろんな考え方や価値観を知るいい機会だと感じたので、地域の人たちとのつながりを大切にしたいと思うと同時にこのようなイベントがあればまた参加してみたいと思いました。
草野椋亮 早稲田大学・政
一年に一度行われるシニアクラブによる文化祭、展示会に参加した。ここにはシニアクラブの方々が一年かけて作り上げた作品が展示される。
書道や手編みのセーター、鞄、造花、写真など様々な作品が展示されていた。どの作品も素人が作った物とは思えないくらい素晴らしいできで、シニアクラブの皆様の一年間の努力の結晶を見ることができた。
シニアクラブのご年配の方々はみな元気で活気のある文化祭となっていた。元気の源。
神社で節分
草野椋亮 早稲田大学・政
平26年2月3日
氷川神社と代々木八幡の節分行事に参加した。
神社の節分行事には初めて参加して、行事が地元と密着した活動であると感じた。
この行事には地元の幼稚園生やご年配の方が多く参加されていて、時間はあっという間であったが、にぎやかな時間となっていた。
このような行事があることでご年配の方々には友人と会う機会ができ、幼稚園生には地元の人々と触れ合う機会ができるのである。
季節ごとのイベントは地元に、町に活気をもたらしていると感じた。
SAYONARA国立競技場ツアー
草野椋亮 早稲田大学・政
平26年2月12日
*オリンピック東京開催が決まり建替えることになり、現在の国立競技場の見納め「サヨナラ国立競技場ツアー」が行われた。
SAYONARAツアーに参加。ガイドの方の説明を受けながら、メダリストの選手名が刻まれた銘板、貴賓室、スタジアム内、選手用ロッカー、聖火台と見て回った。国立競技場は1958年アジア球技大会のために建設され、1964年に東京オリンピックのメイン会場として使われ、様々なスポーツの聖地として多くの歴史を残してきた。
日本人初の金メダリスト(三段跳び)織田氏を記念して建てたポールがあったが、スマップのコンサートの際に邪魔ということで切られてしまい、その後取り外し可能の織田ポールとなったそうだ。
時代によって形を変えてきて、今回もオリンピック開催を期に大きく形を変える。その中でも聖火台や銘板などの国立競技場を象徴するものや歴史は引き継いでいきたいものである。(聖火台は撤去され保存される見通し。)
* 織田ポールは、織田選手が跳んだ高さと同じ15m21cmの高さのポール。現在は、北区西が丘の国立トレーニングセンターに移された。
〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
JR千駄ケ谷駅 徒歩5分
都営大江戸線 国立競技場(A2出口) 徒歩1分
神宮外苑アイススケート場
西川真裕美 明治学院大学・法
ちょうど秩父宮記念博物館のすぐ目の前にあるのが神宮スケート場だ。
ソチオリンピック開催の影響か、平日の午後でも大人から子供までたくさんの人々で賑わっていた。
スケートを滑ってみると氷の上はつるつるとしていてバランスをとるのが難しくあたふた…しまいには尻餅をついてしまうことも。
頭のイメージでは浅田真央選手のように華麗に舞っているつもりでも難しいものです。
これもスケートの醍醐味!何よりもひんやりとしたリンクの上を風を切って滑るのは心地よいもので非常に楽しめた。
英語表記や英語で対応するスタッフもいる。
平日 13時~18時
土日祝 10時~18時
千駄ヶ谷駅徒歩5分 国立競技場駅1分 ・新宿区霞ケ丘町11-1
代々木公園を歩いて花みずき
小手川隼 東海大学・歴
都立代々木公園を入り、少し歩くと右手にハナミズキが見えます。
このハナミズキは、1912年に当時の東京市がワシントンに桜の苗木約3000本を寄贈して、それから100年の記念に米国が「返礼」として日本に贈ったハナミズキ3000本のうちの100本が代々木公園に植樹されました。
また、東日本大震災の被災地にも植樹され、復興の象徴となっています。
ハナミズキは鮮やかな花を咲かせ、力強く立っています。
原宿散策ツアー 原宿のまちづくり
石坂彌枝 法政大学・法
「原宿散策ツアー」に参加し、税理士の方や建築家の方など様々な分野の方々と原宿を歩き、原宿のまちづくりの歴史について勉強した。
原宿のまちづくりに関わっていた久世さんのお話で、原宿には、1)三位一体の機能を持つまち、2)人が住むことで安全なまち、3)常に話題を発信するまち、という3つの特性があることを知った。
一つ目の「三位一体」というのは「原宿で物を作り・原宿で作った物を売り・原宿のまちの中で表現する」という3つの機能を併せ持ったまちという意味である。
二つ目の人が住むことで安全なまちというのは、お店と住居が近くにあると、深夜の営業は住人に迷惑になるため原宿で夜中まで営業する店は少ない。
そのため、治安が悪くならず自然と安全なまちづくりができているのである。
三つ目の情報発信というのは最近だとポップコーンやパンケーキの行列などがある。
常に新しい店が立ち並ぶ原宿で行列は一つの文化であると言える。
時代と共に変わる「最期」お墓の話
桑木 うらら 専修大学
ある講演会で、人生の最期に入る墓が時代と共に変化しているということを知りました。最近は『合同墓地』に入るのを希望する方が多いそうです。
墓の維持費や管理の手間など、次に管理する人がいない場合や、子供や孫がいる方でも先の代のことを案じて後世の負担を軽くするという理由で団体が面倒を見てくれる合同墓地に入ることを決める方も、多くいると感じました。
首都圏や都市への人口の流入が加速することに伴う地方の過疎化、社会全体に漂う経済情勢の不安感。そして、少子化。今の日本で放っておいてはいけない問題が浮き彫りになってきます。