談話室

令和3年5月18日(火) 大きな地震による電気に関連した火災実験 全火災の約3割を電気火災が占めています

近年の大きな地震では電気に関連した火災が発生しています。

阪神淡路大震災において、原因の判明している139件の火災のうち、電気によるものは85件で約61%を占めています。
また東日本大震災において、津波火災を除いた原因の判明している235件の火災のうち、電気によるものは122件で約52%を占めています。

《電気ストーブ & 電気コンロ》
地震時は使用中の電気器具に注意しましょう。

《差し込みプラグ①》
電気器具の移動により、電気コードが引かれ、差し込みプラグが半抜けになることがあります。

《差し込みプラグ②》
電気器具の転倒により、電源コードが引かれ、差し込みプラグが半抜けになることがあります。
半抜けした差込プラグの差し刃に、金属等が落下すると...短絡し(ショート)火災となる危険性があります。

《電源コード》
電源コードに力がかかると、電源コードが損傷し、切れかけた状態いわゆる半断線になることがあります。電源コードの損傷は見た目ではわからないことがあります。電源コードが判断線したまま使用すると、火災となる危険性があります。