談話室

令和3年5月11日(火) モバイルバッテリーや玩具などに使用されているリチウムイオンポリマー電池による火災実験。全火災の約3割を電気火災が占めています。

 近年モバイルバッテリーや玩具などに使用されているリチウムイオンポリマー電池による火災が増加しています。その火災の出火原因として充電方法の誤りが挙げられます。

それでは専用の充電器とは異なる充電器によりリチウムイオンポリマー電池を充電した際の出火危険性についてご覧ください。測定条件は画面の通りです。

 充電開始から1分30秒後に煙を出しながら発火しました。火災を防ぐためにも充電中はその場を離れずに充電状況を監視するようにしましょう。また充電は近くに燃えやすいものがない安全な場所で行い自動車など乗り物の中では行わないようにしましょう。そして膨張・異音・異臭などの異常が生じたら直ちに充電を中止するようにしましょう。

最後に寿命が来たと思われる充電池や変形している充電池は使用しないようにしましょう。