談話室

令和3年3月07日(日) 【消毒用アルコールによる火災の危険性 実験】

コロナ禍での消毒用アルコールが引火する危険もあります。
昼間は、エタノールの炎の色は全く見えないことが実験からよくわかります。
日の近くで消毒用アルコールの使用は要注意です。
実験:東京消防庁・技術安全所

新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、消毒用アルコールを使用する機会が増えています。 「消毒用アルコール」の主な性質を見てみましょう。

性質❶ 燃焼しても炎が見えにくい

消毒用アルコールの主成分のエタノールは燃えていても見えにくいです。
昼間や照明があるところでは、炎の色が全く見えません。暗いところや照明の無い所では、炎が青く見えます。

性質❷ 引火しやすい

  • 火気の近くで、消毒用アルコールを使用すると、引火します。
  • 次に、「酒類(高濃度アルコール)」をこぼし、そこに火を近づけてみると引火します。「消毒用アルコール」と同じ用に引火の危険があります。
  • 火気の近くで詰替を行うと、大変危険です。引火の危険があります。消毒用アルコールを安全に取り扱うために、火気の近くでは使用しない!詰替を行う場所では換気をする!