平成29年6月14日（水）都議会だより

6月7日。平成29年都議会第二回定例会が閉会しました。
この定例会では、４２の議案などが可決されましたが、主なものをご紹介します。
先ず、「無電柱化推進条例」です。何年か前、ある外国大使館の方から、日本の嫌なことの一つに「蜘蛛の巣を張り巡らしたような日本の風景」と言われたことがあります。このことが、ずっと頭の隅に残っていました。遅ればせながら、こうした景観の解消と防犯対策に向けて、今年の9月から条例が施行され、区市町村とも連携して無電柱化が進められます。
　もうひとつは「公文書管理条例」と、「改正情報公開条例」です。
都民目線での都政を推進するためには、公文書の管理をしっかりチェックするとともに、都民の情報へのアクセスを容易にすることです。
その意味で、公文書の閲覧を無料にし、コピー交付手数料を1枚20円から10円に減額することも決まりました。
これらの条例は、都政改革の確かな第一歩を踏み出すものです。