平成28年12月12日(月)水回りの電気製品による感電に注意しましょう!
洗濯機、冷蔵庫など、水回りには様々な電気製品があります。
水回りの電気製品は、水気、湿気の多い場所で使用することからぬれた手で扱ったり、漏電した製品に触れたりすると、感電により激しい電撃を受けることがあります。
こんな事故が起きています
- 浴室の蛇口に触れたら感電してビリビリとしびれた。調査の結果、ガス給湯器からの漏電が原因であり、アースを取り付けてあれば感電しなかったと言われた。
- >洗濯機のエラー表示が出て、同時に手がビリッとした。
- 給水中の水に手を出したら手がしびれ、感電のような状態になった。
感電事故などの原因となる漏電とは?※
通常、電気配線や電気器具類には、電気が漏れないように『絶縁』という処理がされています。
この絶縁物が老朽化したり、電線などが傷ついたり、被覆がはがれるなどが原因となって外部に電気が流れ出ることを『漏電』といいます。
事故を防ぐポイント※
- ぬれた手で電気製品を扱わないようにしましょう!
- 水は電気をよく通すので、ぬれた手でプラグやコンセント、スイッチなどに触ると感電してしまう恐れがあります。
- 電気が人体を通ると、通電経路、電流の大きさ、通電時間によっては致命的な障害や死に至ることがあります。
- 水気や湿気の多い所で使う電気器具にはアースを取りつけましょう!
- アースは配線や電気器具などが万一漏電したときに、漏れた電流を大地に逃がして、感電の危険を少なくするものです。
- 万一漏電している器具に触れると、電気が人体に流れることがあります。
- アースをつけておくことにより、感電した場合でも人体へ及ぼす影響は小さくなります。
※出典: 《電気を正しく安全に!家庭編》外部サイトへリンク一般財団法人関東電気保安協会