平成28年8月14日(日)スマートフォンの安全性に関する調査レポート
東京都が実施したスマートフォンに関する安全性に関するアンケート等調査の結果が発表されました。
使用中や充電中に発熱!中にはやけどをした人も! 充電中には発煙発火も!
こんな使い方で発熱しています
- 充電しながら寝たら端末が腕の下にあり、発熱しやけどした。
- 充電しながら携帯を使っていたら高熱になり、指をやけどし皮がむけた。
- 充電中のスマートフォンを枕の下に置いたままで寝てしまって、気がついたらスマートフォンが熱くなった。
安全な使用に関する注意事項を読んでいない人が7割以上
災ややけどの原因となる使い方に危険と思っていない場合も
火災ややけどなどの原因となる「使用中や充電中に布団などで覆ったり包む」、「汗による水濡れ」に対し、7割以上は危険を感じていませんでした。
就寝中、毎回、ベッドや布団の上にスマートフォンを置いて充電している人は約2割
毛布に包んだスマートフォンは、低温やけどが起こり得る温度まで上昇最高温度は50℃を超えました。
今や生活に欠かせなくなったスマートフォン。
温やけどに注意をして、また「危険な使い方」は取扱説明書にも記載されていますのでよく確認して正しく使用してください。
発熱したスマートフォンの赤外線画像
※44℃では3~4時間、46℃では30分~1時間、50℃では2~3分で、「低温やけど」になるといわれています。
(出典:山田幸生「低温やけどについて」製品と安全第72号、製品安全協会)