談話室

平成26年5月3日(土) ソチオリンピック 助けあう五輪精神

 この冬2月、ロシアのソチで冬季オリンピックが開かれました。
そこで感動したことがありました。クロスカントリーの男子スプリントフリー競技中の出来事です。  

 ロシア人選手が転倒し、なおかつスキー板も壊れてしまい、その後板を引きずりながら苦戦していました。観ていたカナダ人のコーチが、ロシア人選手に近寄り、壊れた板と自分たちの持っていた予備のスキー板を交換してあげたのです。カナダ人コーチから差し出されたスキー板を履いて、そのロシア人選手はなんとか完走することができたのです。本来でしたら、ロシアとカナダはライバル国です。

 これぞ「真の五輪精神」の「金メダル」です。スポーツからは、助け合う尊さなどを学ぶこともできるのだと思いました。国の経済力やメダルの数を競争するばかりがオリンピックではありません。勝っておごらず、負けて腐らず。助け合う思いやりの心。オリンピック・パラリンピックは平和の祭典でした。

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