平成25年7月7日(日) 都立代々木公園の自然はすごい 絶滅危惧種を確認 <環境編>
野生生物の「東京都版レッドリスト」をご存知ですか?
レッドリストとは、「保護上重要な野生生物種」で、今後絶滅が危惧される生物のリストのことなのです。
驚くことに、東京都心の渋谷区にある代々木公園で、タヌキの親子5頭が確認されたのをはじめ、レッドリストに指定されている生物が多数確認されています。例えば、
ノコギリクワガタ
- ダイサギ【絶滅危惧Ⅱ類】
- コサギ【絶滅危惧Ⅱ類】
- ヤマガラ【絶滅危惧Ⅱ類】
- カワセミ【絶滅危惧Ⅱ類】
- モズ【絶滅危惧Ⅱ類】
- 二ホンヤモリ【絶滅危惧Ⅱ類】
- オシドリ【絶滅危惧ⅠB類】
- ノスリ【絶滅危惧ⅠB類】
- オオタカ【絶滅危惧ⅠA類】
- クワガタ(ノコギリクワガタ準絶滅危惧種、スジクワガタ絶滅危惧Ⅱ類、ヒラタクワガタ絶滅危惧Ⅱ類、オオクワガタ絶滅危惧ⅠA類)
- カナブン(クロカナブン絶滅危惧ⅠB類、ハナムグリ絶滅危惧ⅠA類 )など。
都心の発展に伴い住む場所を失ってしまった生物にとって、明治神宮に隣接している代々木公園一帯は、生物たちが安らぐことのできる数少ない場所のひとつなのかもしれません。
★東京都版レッドリストの詳細については下記URLをご参照ください。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2010/06/60k6u300.htm