平成25年 3月17日（日） ＳＴＯＰ!!　先天性風しん症候群 増える成人男性の風疹<厚生編>

　都内で成人男性の風疹が流行しています。昨年末から4月まで累計1,821人です。
風疹は、発熱・発疹・リンパ節の腫れを特徴とする病気ですが、風疹に免疫を持たない女性が妊娠中に風疹にかかると、胎児が白内障、先天性心疾患、難聴になるおそれもあります。
　過去に定期予防接種の機会がなかった世代を含む30歳代～40歳代の男性を中心に感染が多い状態です。対策としては、予防接種が有効です。予防接種を希望する１９才以上の方で、以下に該当する方（原則として風しんにかかったことがなく、予防接種経歴のない方）に対するワクチン接種を区市町村が実施する場合の経費について、補助を行うことになりました。
　　１．妊娠を予定または希望している方（妊娠中の方は接種できません）
　　２．妊娠している女性の夫（児の父親）
　地域別の図（下グラフ）もご参照ください。