平成24年10月1日(月) 都立高生が消防学校で防災宿泊訓練<防災編>
地域防災の担い手は僕らに任せて!
渋谷区にある東京消防庁消防学校では、9月から宿泊防災訓練がスタートしています。これは、東京都教育委員会指定の防災教育を推進する12校の生徒が、2泊3日の泊りがけで実際の防災訓練を学ぶものです。例えば、自治会や町会に配備されているポンプを使った消火訓練。まさかの時に操作できる人が一人でも多い方がいい。また、普段経験することがない、ジャッキやロープの防災器具の使い方など、様々な防災法を学習しています。生徒たちはこの他にも、心肺蘇生法や止血法を消防庁職員から説明を受けることになっています。学校教育の場や地域との交流の中で、若い生徒たちが身近な防災に関心を持ち始め実行していくことは心強いでしょう。地域防災力の向上もここから始まります。