平成24年 7月25日(水) 乳幼児から目を離さないで お風呂で「首輪型の浮き輪」をさせて目を離した間に呼吸停止<厚生編>
ゆっくりとできるはずの入浴中に、大切な命が失われるのは防ぎたい。
生後4か月の赤ちゃん用の「首輪型の浮き輪」を使い、お風呂に入れて、親がしばらく目を離していたところ、乳児が呼吸停止の状態となり救急搬送されたという情報が、東京消費者生活センターに寄せられました。
浮き輪の「空気が少ない」場合など、(1)首や鼻が水に浸かる、(2)浮き輪が外れることがあるということが明らかになりました。
事故を防ぐには、保護者が自分の髪や他の子供を洗う際など、子供から目を離さなくてはならないときには首輪型の浮き輪を使用しないこと。お風呂に限らず、大変かもしれませんがわずかな時間でも乳幼児を一人にしないことを心がけましょう。
そして何よりも、生活の中の危険の芽を摘むため、少しでも危ない製品の排除に取り組んでいくこと、注意深くアンテナを張り危険の芽を摘んでいくこと、注意喚起の情報を発信すること、が大切な政策の柱です。