平成23年4月17日(日) 「安心・安全」を問い直す<地震編>
東日本大震災発生から1ヶ月後の4月半ば、桜の花も散りかけ新しい緑が生まれようとしている頃。浦安の街に立って、我が眼を疑った。液状化のことは、報道で知ってはいた。が、これ程までとは。道路が歪み、電柱が傾いて、沿道の高層ビルが道路に覆いかぶさるような感覚に襲われる。復旧に向け多くの人々が作業に携わっていた。浦安市は明治22年の村誕生当時の人口6000人から、昭和30年代の製紙工場の汚水問題を機に、豊かな海の幸をもたらす海の埋立て等を経て営々と築き上げられ、東京ディズニーランドのオープンなど、16万都市に発展してきた。新住民を含め、ここを「ふるさと」とする市民の平穏な暮らしと、1日も早い復興を願わずにはいられない。
私は、事あるごとに「安心・安全」を訴えてきた。今、改めて都市づくりの在り方、そのために費やしてきた時間・費用(税の使われ方)を問い直し、「安心・安全」を、より深く掘り下げ都民福祉向上に繋げていきたいと思う。