平成22年8月1日(日)幼児のヒヤリ・ハット<生活篇>
1~6歳の子供がいる人約4000人を対象に都は「幼児のヒヤリ・ハット」調査を実施しました。1~2歳児では「家具に衝突」「家具から転落」の順に多くなり、3~4歳児では「自転車事故」がトップになり「家具に衝突」がそれに続きます。これが5~6歳児だと「自転車事故」が約7割を占めるほどになります。
予防策は、乳児に多い「家具に衝突」には、クッション材で家具の角などをガードするひと手間が肝心となってきます。3~4歳児から増加する「自転車事故」では、大人の配慮が第一で、自転車の幼児席に子供を乗せたままその場から離れないこと。子供にヘルメットを着用させる等が対策です。
最近増えてきた事故の1つが「チャイルドシートの金具による火傷」。夏場の屋外に駐車した車の各部分は超高温になります(室内のチャイルドシートの金具も同様)。それに気付かず子供に火傷を負わせるケースが多発。もう1つは、24時間換気対応の住宅に設置されたドアの下に開いている数㌢の隙間に子供の小さな足が挟まれてしまう事故です。生活の中には気をつけることがいっぱいですね。