平成22年11月1日(月)乗用車の自動窓に手指や首を挟まないように<生活篇>
昔の乗用車の窓は手動でしたが、今はほとんどが自動窓です。このパワーウインドーと窓枠に首や手指を挟まれる事故では、乳幼児が犠牲となり指が切断されたり首が挟まり重症事故となる場合が多く、東京消防庁管内では平成17年4月から昨年末まで、パワーウインドーに子供が挟まれた事故で8人が医療機関に救急搬送されています。うち4人が1歳児です。
2歳未満の子供でも、パワーウインドーを自ら操作していることから、子供を乗せている場合、運転手自らのパワーウィンドーの操作時はもとより、子供自身が誤ってドアのボタンを操作する場合が多いために、パワーウインドーやドアのロックと後方確認を徹底してください。
メーカー側もパワーウインドーに人や物が触れると自然と閉める動作をやめる装備などを装着するような対処を始めましたが、まだ多くの車がそのようになっていません。車内の安全運転を心がけましょう。