平成21年9月1日（火）子供を自転車に乗せるさいにはﾍﾙﾒｯﾄを＜生活篇＞

　乳児・児童を自転車に乗せるさいには、ﾍﾙﾒｯﾄを着用するよう努力する義務が、平成20年6月改正道路交通法により施行されました。つい億劫になったり忘れる場合もあります。東京都が保護者の方々にｱﾝｹｰﾄ調査をしたところ、8割が乳児ﾍﾙﾒｯﾄを「持っている」が、「必ずかぶらせている」人は5割でした。43.4%の人たちが「ｹｶﾞをしそうになったことがある人」、11.7%が「ｹｶﾞをした人」でした。ケガをした原因は49.1%の人が「自転車停車中に子供が転落した」ことによります。ｹｶﾞの多い順に年齢をみると、２歳が36.1%、1歳が25.9%を占めていました。ｹｶﾞの部位は6割が頭部です。

転倒ﾃｽﾄの結果からは、ﾍﾙﾒｯﾄの着用により頭部への衝撃は緩和されるのは明らかです。時間がなくて急いでいるかもしれませんが、ほんの少しの余裕をもって、ﾍﾙﾒｯﾄをかぶりましょう。