平成21年1月1日(木)微粒子は掃除機を通過 ぜん息の対策は...<生活篇>
室内にきれいに掃除機をかけても、微粒子(例:ダニの死骸や糞、タバコ煙、細菌ウィルス等)は掃除機を通過し部屋の中を30分から60分浮遊し、再び人の気管を通り抜け、気管支や肺まで達するのです。小児ぜんそくの方のいる家庭では掃除機かけにも注意してみましょう。この5μmより微細な粒子はJIS規格でまだ規制されていないため自衛するしかありませんが、対策としては、
① 掃除機の使用中はもちろんのこと、使用後も30分から60分は窓を開けて新鮮な外気を取り入れる。
② 微粒子を排出しない微粒子対応の紙フィルター(市販)を使用するとかなり防げる。
③ まだ高価ですが、微粒子をほとんど排気しない電気掃除機への買い替え。
など、ぜん息の敵である微粒子の危険の芽を摘むことができます。ぜひとも、まずは窓を開けて掃除を、掃除してからもしばらくは窓を開けて新鮮な空気を入れましょう。