平成17年6月23日(木) 私の目指すもの
明日から東京都議会議員選挙が告示になります。私の毎日のコラムも選挙期間中はお休みとなります(公職選挙法の規制により)。この間たくさんの皆さんにアクセスいただき、多くの反響、反応をちょうだいしてきました。しばらくこのコラムは休みますが、その代わり渋谷中で大津ひろ子は、信じるものと目指すものを訴えてきます。私が大切にしたいことか以下のようなことです。
■ ふつうであることが再び大切にされる街と政治に。
23年間のサラリーマン生活。ふつうの一人の女性が都議会議員になって奮闘してきました。
私の使命は、生活者としての「ふつう」と「当たり前に求められる事」を政治に吹き込むこと。ともすれば都民・有権者から離れてしまう政治を、「あなたのそばに」。
「深呼吸のできる東京」、市民と離れてしまった政治の作り出した弊害を思い切り吐き出し、みんなの求める普通と自然なことを吸い込む政治に変えたい。
■ ふつうと当たり前の代表・・安全・防犯とおいしい水
ふつうに誰もが手にできていたもの。その代表が子供も女性も一人で歩けるような安全な街。それはどこへいってしまったのでしょう。井戸から、川から、蛇口から、誰もが口にできたおいしく安全な水。どこへいってしまったのでしょう。「安全と水はただ」と言われていたくらい普通の事が、私たちから離れつつあるのを、食い止めてきた議員活動でした。そのビジョンは「防犯・防災モデル都市東京」です。
■ 想えばかなう、「できない」を「できる」に変えるのが、本当の政治の姿。
ふつうの一生活者として私は夢見ます。できるだけ多くの子供に恵まれ、その笑顔で家族にも笑顔が溢れる。でも日本の出生率は1.29と下がり続け東京は1 を切っています。たしかにバリアフリーは進み、車椅子で利用できる駅や道は増えました。けれど、車椅子より車輪の遥かに小さいベビーカーには、東京という街は引き続き、「温かくなく」「できない」ことが多い街のまま。
私は、年をとっても亡くなる寸前まで住み慣れた家と地域で暮らしたい。また両親にもそうさせてあげたい。
子供の笑顔、高齢者の笑顔がふつうにあった社会が変わってしまいました。「産みたいけれど産めない」「家でケアされ続けたいけれどできない」。こういう「できない」をできるに変えるのが政治の役割です。政治は、可能性の技術、みんなの力で不可能を可能にする。失望や諦めかけていることを、希望に変える道具です。
■ 東京はもっと、きっと良くなれる
水も、空気も、道路も学校も、老人ホームも、生活のありとあらゆる舞台が都政とつながっています。さわやかで強い意志と行動力、小さな一人ひとりの前向きな行動力を集めれば、東京も、福祉も、教育も、もっともきっと良くなれる。黙っていても経済や社会が成長した時代が過ぎた今、今度は、本当の政治の出番です。それは「ふつう」「自然体」で、都民に正直な政治と議会から作られます。私がそれを担います。
どうぞこれからも大津ひろ子に注目していただき、ご意見なども含め一緒に考え、行動していただけますようお願い申し上げます。