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安全を守る 大津ひろ子

1首都東京の災害対策強化を促す
大津都議の質問に知事・関係局長が答弁

大津都議 気候変動への不断の緩和策と適応策の実施が必要です。我が国をリードする施策を展開すべきと考えます。

知事 温室効果ガスの削減、再生エネルギーの活用とともに、都市型災害に対応した持続的発展が可能な都市東京を実現する。

大津都議 渋谷では、わずか20分で40ミリの豪雨で地元住宅街の道路が冠水し、被害を受けました。地下を有する住宅などの災害対策について伺います。

都市整備局長 豪雨対策基本方針*に基づき1時間75ミリの降雨を前提に、渋谷川、古川などの浸水対策を強化する。

下水道局長 雨水整備水準のレベルアップや、東京アメッシュの精度向上、半地下を有する家屋の個別訪問など、ハード・ソフト両面から浸水に強い街づくりを進める。

*豪雨対策基本方針は2014年6月に改定。
主な強化策は、〇降雨特性を考慮した降雨設定、〇河川・下水道の強化、○大規模地下街の浸水対策充実、○オリパラ開催、及び平成36年までの目標設定等。

渋谷で進められている浸水対策

豪雨を一時的に貯留し、地域の安全を確認しながら放流

渋谷駅東口
地下街の浸水対策。地下25mに一時的に雨水を貯留
(25mプールで16杯分)。平成31年度完成予定。

恵比寿南地区と恵比寿駅周辺
内径2mの下水道管の整備は完了、浅い下水管を 施工中。平成30年度完成予定。



下水道の対策 1時間75ミリの降雨に対応できる配管にする

2集中豪雨の発生が多くなっています。都市災害対策が急務です。都市部のヒートアイランド(熱の島)に向かって、海からの風が流れ込み、狭い範囲での集中豪雨が発生しやすくなっています。

集中豪雨発生のメカニズム

出典:東京都豪雨対策基本方針(改定)

都内の地下空間は増え続けています

出典:東京都統計年鑑

時間50ミリ以上の豪雨発生率は右肩上がりです

3都市の自然災害について、現状と対策を確認2014年6月29日、渋谷におけるわずか20分間で約40ミリのゲリラ豪雨(1時間換算すると110ミリの雨量)

前触れもない突然の雨雲が渋谷の上空に発生。わずか20分で約40ミリの豪雨となり、タクシー水没、マンホールから水が吹き上げる、道路浸水(写真)、住宅半地下・地下浸水等の被害を受けました。
町会や消防団、消防庁による救助活動が行われました。 都市部の自然災害として位置づけ、対策を講じていきましょう。


都市の自然災害について現状を確認し対策を考えましょう

1半地下家屋・地下室や地下駐車場の浸水被害にご用心ください

排水ポンプを設置していない地下の浴室等に、下水道から逆流することがありますので注意が必要です。

下水道に関する相談☎ 3270-8317 (休日や夜間も同じ電話) 中部下水道事務所

浸水、マンホール、下水が詰まる、臭気がする、何でも相談できます。

2降雨情報・東京アメッシュを登録しよう

3豪雨時、渋谷川等河川の水位上昇や洪水予報を知るためには→東京都水防災総合情報システム

東京都で観測している降水量や河川水位情報、警報をリアルタイムに確認できます。

4日本全国の水害・防災情報を知るためには→ハザードマップポータルサイト

被害想定区域など、全国のハザードマップを検索・閲覧できます。

5浸水予想区域図(下表)のさらに詳細な浸水深を知るためには

東京都で観測している降水量や河川水位情報、警報をリアルタイムに確認できます。

さらに詳細な浸水深を知りたい方は、次の窓口にお問合せください。資料を入手できます。

☎ 5320-6511 東京都下水道局広報サービス課

防災対策全般については「東京都防災ガイドブック」が便利です。 東京都防災ホームページからダウンロードできます。

ハザードマップ(浸水予想区域図)で確認

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2防災に役立つ降雨情報東京アメッシュ

24時間常に降雨状況をインターネットを通じて無料で確認できます。

定期的に非常持ち出し品(防災用品、財産や身分証明に関わるもの等)の点検をしましょう

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