談話室

令和4年11月2日(水) 平和への義務 硫黄島に立って

 ロシアとウクライナの軍事紛争が続いています。
 私は都議として、一期目の活動から「安心」を基本に、「防犯・防災」「きれいな川と美味しい水」の専門家として議会活動をしてきました。 ただ、こうしたことも、じつは「平和であること」が前提となって、はじめて大切にすることができるものです。

  自分の足で硫黄島に立ってみた時、その悲惨さを体感する。「平和であること」「平和を創り出すこと」が、議員と政治家の最も大切な使命だ、と実感しました。硫黄島で極熱と飢えで、なぜ政治家でない人たちが亡くならねばならないのか。
  戦争の開始を決定するのも、終了の決定も、全ては議員と政治家によって行われます。つまり政治は、戦争に対して最後の責任と決定をする存在なのです。

  クリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』の中には、議員や政治家は登場しません。だからこそ、逆にその存在の重大さを感じます。
  常に平和への義務感を背負い、現地現場主義の立場で、二度と戦争に巻き込まれないように動いてまいりたい。